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家づくりで悩みがちなエアコンの位置についてご説明します!

この記事では、家づくりをする際に、エアコンの位置でお悩みの方へ、エアコンを設置する位置の基本と、エアコンの位置で失敗しないためのポイントをお伝えします。
家づくりで失敗しないためにも、適切なエアコンの位置を覚えておきましょう。

□エアコンを設置する位置の基本をご紹介!

効率良く、お得にエアコンを使うためには、「エアコンの位置」がとても重要です。
ここでは、エアコンの設置場所を決める際の、3つのポイントをお伝えします。

*室内機と室外機の距離をできるだけ近づける!

エアコンは、室内機で吸い込んだ空気を、配管を通して室外機に送り、室外機で温度を調整した後、再び室内機からその空気を部屋に送り込むことで、部屋の温度を調整しています。

そのため、室内機と室外機の距離が離れていると、空気を送る配管を長くする必要があり、部屋の温度を調整するまでに時間がかかります。
少しでも室内機と室外機を近い距離に置き、配管を短くしましょう。

*エアコンの室内機の周りに5cm程度のスペースをつくる!

室内機の周辺に十分なスペースがないと、取り込める空気の量が少なくなり、部屋の温度調節にかかる時間が長くなってしまいます。
効率良くエアコンを使うためには、室内機の周りに最低でも5cm程度のスペースを設けましょう。

*エアコンの下には家具を置かない!

エアコンの下に背の高い家具を置いておくと、暖房の暖かい風が床まで届かず、部屋が均等に温まりません。
運転効率を上げるために、室内機の下に風を遮るものは置かないようにしましょう。

□せっかくの家づくり、エアコンの位置で失敗しないために

エアコンの位置で失敗しないために、気を付けるべきポイントをお伝えします。

家づくりをする際は、エアコンと天井・窓との位置関係をしっかり考慮しましょう。
十分なスペースがとれていないと、先程述べたように、エアコンの運転効率が下がってしまいます。
窓の上にエアコンを設置しようとしている方は、特に気をつけましょう。

また、クローゼットの折れ戸にも注意しましょう。
折れ戸が通る位置にエアコンを設置すると、エアコンが傷ついたり、そもそも折れ戸が開かなかったりします。
あらかじめ、折れ戸が通る位置を把握しておきましょう。

エアコンは、風を送り出すことによって、部屋の温度を調整します。
そのため、エアコンの風が不快な方は、ソファーやベッドの枕元を、風が直接当たる位置に置くのは控えましょう。

加えて、エアコンの影が照明の明かりにかぶってしまうことがあります。
こちらは、リフォームした後に気づいたとしても変更が困難です。
エアコンが照明の明かりを邪魔しない位置を、前もって確認しておきましょう。

最後に、室外機の位置に気をつけましょう。
室外機は道路側の人目に付く位置には持ってこないことが基本ですが、室外機の前に塀や壁があると、エアコンの機能性が低下してしまいます。
室外機は、目の前に空気を遮る物がない場所に設置しましょう。

□まとめ

今回は、家づくりで失敗しないための、適切なエアコンの位置についてお伝えしました。
エアコンは、設置場所によって使い勝手が大きく変わるので、損しないためにも、正しいエアコンの位置を把握しておきましょう。

2023/01/15