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家づくりで大切なのは窓の位置!失敗例から学ぼう!

今回は、家づくりで失敗したくない方のために、部屋の雰囲気を大きく左右する、適切な「窓の位置」をお伝えします。
よくある失敗例と、失敗から学ぶ成功のためのポイントをご紹介しますので、家づくりの参考にしていただけると幸いです。

□窓はどこに必要?失敗例を参考に考えよう!

ここでは、窓がどこに必要なのか、逆に必要ない窓の位置はどこなのか、失敗例をもとにお伝えします。

窓をつけなくて失敗した場所としてよく聞くのは、「玄関」です。
玄関は、冬場は寒くなりやすく、湿気や靴のにおいもこもりやすいです。
窓を付けて日差しを入れることで、玄関を温め、湿気を抑えられます。

ただし、窓が大きかったり、数が多かったりすると、気密性が下がり、隙間から冷気が入ってきてしまいます。
窓は小さめなものか、開閉できないFIX窓をおすすめします。

窓が不要な場所としてよく挙がるのは、「トイレ」です。
トイレに窓を付けることによって、明るくなり、換気ができるメリットがありますが、防犯性が低く、季節による気温の変化に弱いデメリットもあります。
また、日差しによってトイレが焼けてしまう可能性もあるので、窓は付けない方が良いかもしれません。
窓を付けないことで、トイレ内の間取りも自由で、物が置きやすくなります。

それから、「お風呂」の窓には賛否両論があります。
「お風呂」に窓をつけると、窓枠に物が置けて、日中は光が差し込み解放感が出ますが、隙間風が入り、浴室内の温度が下がりやすく、また換気扇の効果が薄まったり、窓サッシの掃除が大変であったりと、どちらかと言えばデメリットの方が多いです。

基本的に、お風呂は夜に入るご家庭であれば、窓はなくても良いでしょう。
窓を付ける場合は、FIX窓がおすすめです。

□失敗から学ぶ!窓の位置の決め方について

家づくりで、窓の位置を失敗しないためのポイントをご紹介します。

*窓を設置する目的を明確にする!

窓での失敗における、1番の原因は「目的を明確にしていなかったこと」です
窓を設置する目的は、「採光」「断熱」「気密性」「デザイン」「防犯」の5つです。
これらの目的がない場合には、窓の設置は控えたほうが良いでしょう。

*窓を開け閉めするシーンを想定する!

窓をつけるか決める際は、実際に窓を開け閉めするシーンを想像してみましょう。
そうすることで、物が邪魔で開けられなかったり、子どもが開け閉めするときに危険だったりする可能性を防げます。
「いつ」「誰が」「何の目的で」「1日に何回」窓を開けるのか明確にしたうえで、窓を設置するかどうか決めましょう。

*窓掃除のことも考慮する!

窓の大きさや形、設置した場所によっては、掃除が困難で汚れやすくなってしまう場合があります。
窓掃除のしやすさまで考慮しておくと、より理想に近い家づくりができます。

□まとめ

今回は、窓の位置を失敗しないために、気を付けるべきポイントについてお伝えしました。
窓の有無によって、部屋の雰囲気や機能性を大きく左右するので、窓の位置は慎重に考えましょう。
当社では、お客様の暮らし方を大切にした家づくりを提供していますので、松山市周辺で家づくりについて気になる方はお気軽にお問い合わせください。

2023/01/23