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縁側と濡れ縁の違いとは?昔ながらの知恵を利用して気温調節をしよう!

新居の購入を検討されている方の中には、近年主流の洋風デザインの住宅を見られている方も多いでしょう。
洋風デザインの住宅もおしゃれで素敵ですが、日本の伝統的な木造建築にも違った良さがあります。
今回は、住宅における縁側と濡れ縁の違いや、縁側の気温調節機能について解説します。

□縁側と濡れ縁はどう違うの?

*縁側とは

縁側は、敷地内の庭と部屋を隔てる廊下のような造りになっています。
その主な役目は住宅内を移動する際の通路であることが多いですが、玄関以外からの庭への出入り口としても機能します。

そんな縁側のメリットを2つ紹介します。

1つ目は、日当たりのよさです。
外と縁側を隔てるのは透明の窓であることが多く、日光が全面から入ります。
日中はどこでも明るいため、お子様の遊び場や、のんびりと読書するスペースとしてもおすすめです。

また、洗濯物もたくさん干すことができ、雨の日にも濡れる心配がありません。

2つ目は、リラックス効果が得られるです。
外を眺められるゆとりのある環境は、人の心にもゆとりを与え、親しみやすさを感じさせます。
来客時には縁側でお茶をすることもしばしばあり、自然に人が集まる空間です。
頻繁にお客が住宅に訪れるような方は縁側を設置することをおすすめします。

*濡れ縁とは

濡れ縁は、縁側のさらに外側にあります。
庭に出るために靴を履いたり、外の空気を感じながら座ったりする場所として活用されることが多くなっています。
住宅の建物外にあることが多いため、雨が降ると濡れることもしばしばあります。

□縁側の気温調節機能とは?

縁側は、室内と外とを隔てているため、高い断熱効果があります。
部屋は外気の熱や寒さといった影響を、縁側を介して間接的に受けることになります。
そのため、夏はエアコンですぐに室内を涼しくでき、冬はすぐにストーブで暖められます。

また、同様の理由から、気温調節だけでなく音の調節も可能です。
外部からの騒音被害を軽減させられ、内部から大きな音を出す際にも防音効果を発揮します。

縁側の幅が広ければ広いほどこれらの効果は発揮されるため、敷地に余裕があれば、広い縁側を検討することをおすすめします。

□まとめ

今回は、縁側と濡れ縁の違い、縁側の効果について解説しました。
現代的な造りだけでなく、伝統的な造りにもさまざまな暮らしやすさが詰まっていることを理解しておきましょう。
当社は、長く住むことを前提にした高性能の住宅を提供しております。
松山市周辺で新居をお探しの際は、当社までお問い合わせください。

2022/10/25