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注文住宅をお考えの方必見!自己資金はどれくらい用意する?

注文住宅をお考えの場合、必ず考えなければならないのが、「自己資金をどれくらい出すか」です。
自己資金とは、住宅を注文した際に自己負担するお金のことであり、初めに払うお金という意味で「頭金」と言われることもあります。
この記事では、その頭金について詳しく解説していきます。

□注文住宅における自己資金はどれくらい?

住宅関連サイトを見ると、「住宅ローンの頭金は2、3割」と書かれていることがあります。
ただし、これは高度経済成長期に作られた標語であり、少し古い原則となっています。
現代では、金融機関から融資してもらえる資金の額が増えたため、そこまでの頭金を負担する必要はありません。
2022年度にフラット35を利用して注文住宅を建てた方の頭金相場は、土地購入者であれば8パーセントから9パーセントほど、土地所有者の場合は15パーセントから18パーセントとなっています。

頭金は年々減少傾向にあり、頭金なしで建てられる家も増えてきました。
ただし、住宅購入費以外の諸費用、融資手数料を支払わなければならないため、手持ちの現金なしで家を建てることはできません。
また、頭金ゼロの家は返済金利がその分高く設定されている傾向にあるため、注意が必要です。

□頭金を払うメリットとデメリットをご紹介!

頭金を出すメリットは、何と言っても毎月の返済額が軽くなる、または借入期間が短くできることです。
頭金を出す余裕があるなら、出しておいて損はありません。

また、金融機関としても頭金を出してくれる人の方が信用が大きいため、比較的ローン審査に通りやすくなることや、金利が安くなることもメリットの一つです。

ただし、頭金を出すことで、急な出費に対応できなくなってしまうことはデメリットです。
引越し費用や家具を買う費用など、新生活には出費がつきものです。
急な出費にも対応できるよう、手元にお金をある程度残すことが重要です。

また、ある程度まとまった頭金を準備するためには非常に時間がかかります。
それによってローンを組む時期が遅れれば、退職後にも住宅ローンの返済が続いてしまうため、老後の生活を圧迫してしまう原因にもなります。

□まとめ

自己資金をどれくらい出すのか、そして頭金を出すメリット・デメリットについて理解できたでしょうか。
頭金の他に手数料のような諸費用も用意した上で、手元にもお金を残さなければならないことを頭に入れて、資金計画を立てましょう。
松山市周辺で注文住宅をお考えの方は、当社にご相談ください。

2023/03/14